2013年1月25日金曜日

アメリカ留学時の携帯事情に関して-1

私のアメリカ留学、現在5ヶ月目、2セメスター目に突入してるわけですが。
プリペイド携帯契約等の事情に関して覚え書きしておきます。

現在、auで使用中のMotorola製PhotonをSIMロック解除して、アメリカのNET10というサービスを用いてプリペイドSIMのみ契約して使用しているわけです。
NET10はMVNO(Mobile Virtual Network Operator, 仮想移動体サービス事業者)と呼ばれる形態の一種で、”無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供している事業者” です。日本では日本通信がやってるb-mobile(docomoの回線を借りてサービスを運用)みたいなもんです。
NET10はアメリカの大手携帯会社AT&TとT-mobileの回線を使って2年契約などの縛りのないプリペイド携帯事業を展開しています。

以下、Wikiより説明の一部を引用。

NET10 WirelessNET10 Wireless is a related offering, using both GSM and CDMA phones which support voicemail and text messaging at a minimum. Some models also offer Bluetooth, camera, handsfree speaker, qwerty keyboard, and wireless web.[4] The "10" in NET10 signifies that each voice minute costs ten cents (three or five cents for text messages), with no additional fees.
NET10's slogan is No Bills, No Contracts, No Evil. Both airtime cards and auto-pay plans called "Easy Minutes" are available. Time can be added using the phone itself ("Rapid Refill"), or at the company's website. Minutes from one month carry over to the next, as long as service remains active. NET10 Wireless offers business plans and international calling, and number portability is advertised on their site as being available. A $50 a month unlimited use plan is also available.
Android phones made by LG and Samsung are available through NET10 Wireless, and can be used with their $50 Unlimited plan. NET10 Wireless also has mini SIM cards for unlocked iPhones with the $50 everything unlimited plan.
In December 2012, NET10 Wireless began offering "Family Plans", offering the first line for $50/mo. and reducing each additional lines (up to 4) with a discount. They also entered into a title sponsorship agreement with the Arena Football League.

まず最初に私が行ったのはアメリカの家電量販店Bestbuyへ行ってSIMカードを入手することでした。購入金額は約$15。現在も同じ値段みたいです。(ただ、今調べてみたらAmazonではなんと$4!何この違い?)

NET10 - Pre-Paid BYOP SIM Cards (Bestbuy)パッケージに含まれているのは以下の3つ。
-AT&T mini SIM card
-AT&T micro SIM card
-T-Mobile mini SIM card
最近のスマホはiPhoneなど、割とMicroSIM採用が多いんですかね?
私のPhotonは普通にmini SIMだったのでAT&Tのmini SIMを使用しています。

製品の特徴のところに書かれている内容で重要なのがこちら。
Designed for use with most unlocked GSM mobile phones
For wide-ranging compatibility (phone must operate in 850MHz and 1900MHz bands).


「ほとんどのアンロック済GSM携帯電話で使用できます。携帯電話の周波数は850MHz and 1900MHzの帯域でなければなりません。」的な感じでしょうか。

世界の携帯シェアの8割以上がGSMという規格を使っているらしいのですが、日本と韓国では使われていないようで。wikiによれば、、、

GSM方式やWCDMA方式のSIMロックされていない端末を1台持っておくと、現地の事業者が対応していれば、その発行するSIMカードを買い、現地の携帯電話として現地の電話料金で携帯電話を使用できる。多くの国では空港に携帯電話会社のサービス窓口があり、プリペイドSIMカードを入手しすぐに使用できる。
また、GSMを採用した携帯電話キャリアは3G方式にW-CDMA (UMTS) を選択することを3GSMと呼ぶこともある。
とのこと。
ネットで調べていた限りではdocomoやSoftBankが使っているW-CDMAはGSMのアップグレード規格?らしい。

docomoやSoftBankが使用しているのがW-CDMA (Wideband Code Division Multiple Access)。wikiによれば主な周波数帯には以下の4つがあるようで。
2100MHz帯 - 日本をはじめとするアジアや欧州など各国
1900MHz帯 - 米国、カナダなど
900MHz帯 - 日本、英国、豪州、タイ王国など
850MHz帯 - 米国、オーストラリアなど

海外と日本の携帯電話システム (海外携帯レンタル比較ナビ)
SIMロックフリーのスマートフォンを持って海外で安くネット使い放題する方法 (GIZMODO)


一方で、auが使用しているのはCDMAという通信規格のため、基本的にはauの端末でサービスを利用することはできません。私が使っているPhotonはたまたまグローバル端末で各種通信規格に対応していたためGSMでも使えたようです。
Phtonのネットワーク: CDMA2000(800/1900Mhz) W-CDMA(850/1900/2100MHz) GSM(850/900/1900MHz)

とにかく、アメリカでSIMロック解除済みの携帯を使いたければ、
「端末がGSMの850/1900MHzに対応していること」 が条件みたいですね。


それから、AT&TかT-mobileどちらのSIMを使うかという話なんですが、どうもT-mobileの周波数はちょっと特殊?で日本で売ってる端末では3Gで接続できないようで。詳しくは以下のサイトに記載されています。

T-Mobile USAプリペイドSIMカード入手方法 (A Yoshida氏ブログ)



実際にシアトルで最初にT-mobileのショップでプリペイド契約をしたのですが2Gでしか繋がらず遅い遅い!

結局NET10で契約してAT&TのSIMに変更することにしたわけです。
変更後は画面に「3G」の表記が出て、テザリングも出来るようになりました!(これはPhotonがそもそもテザリングに対応していたからですが。)


そんなわけで月額約$50でネット・テキストメッセージ・通話がし放題という日本よりも安く十分な携帯環境がつくれたのです。


一番参考にさせていただいたのがこちらのページStraightTalk / Net10 BYOP SIM、月$45($50)で何でも使い放題、使い方。(A Yoshida氏ブログ)

ありがとうございました。



ただ、8月~12月まで4ヶ月ほど使用した後、何故かSMSの送信が出来なくなったため、自動更新を止めて、現在はWi-Fi以外では何も出来ない状態です。

よくよく考えてみれば、旅行時以外は3Gでのインターネット接続ってほとんど使っていませんでした。大学内ではどこでもWi-Fi環境が整っていたため、FacebookやLINE、What's upなどのアプリで友人とは連絡が取れたんですよね。
通話とSMSは時々使っていましたけど。

そんな訳で、最近携帯代ってもったいないとも思い始めました。
現在そのまま残りの4ヶ月を携帯無しで行くか、Skypeで代用するか考え中です。

もちろん、3Gでのインターネット接続が使えたおかげで、旅行時にグーグルマップを使って、街を効率よく回れたのはすごく大きかったですが。

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